ピザは十勝のどんぶりだ!

「パピリカ」でお出ししているピザは、生地に使う小麦粉は十勝産100%。そして載せる具材も、十勝の恵みである豊かな農産物と広大な牧場で育成されたストレスフリーの畜肉です。すべての素材が十勝でまかなえるため、ピザは十勝の「どんぶり」であり、十勝人のソウルフードといえるでしょう。

モッツァレラは白糠酪恵舎から

PAPIRICAのこだわり②

ピザの命はなんといっても「生地」。つまり使う小麦粉と生地に生成していく技術が一番重要なんですが、その次に重要なのがチーズ、特にすべてのピザに使うモッツァレラというフレッシュタイプのチーズです。

 

味のベースとなるモッツァレラをどこから仕入れるかには頭を悩ませました。もちろん地元十勝産をと思いましたが、値段と味わい、私の好みのすべてを兼ね備えたものはなかなかなく・・・。たまたまピザ窯を購入したメーカーの社長から、「白糠は近いんでしょ? いいモッツァレラを作っているところがあるから行ってみたら」と言われ、早速、白糠へ。人から情報を仕入れると、即行動が私のモットーなんですよね。

 

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町からクルマで1時間半ほど、白糠市街へ抜ける途中の山間に忽然と現れたのが「白糠酪恵舎」でした。最初なので、社長自ら思いを伝えたいというので、井ノ口社長自らお出迎え。10数年前から始めたチーズ事業はなかなか軌道に乗らず、5年ほど前からようやく黒字に転換し、雇用も着実に増えてきたと苦労話に耳を傾けていたところ、

 

「あなたは高齢で開業するようだけど、いわゆる"人生の楽園"のつもりじゃだめだよ。町おこしでやるというなら、しっかり地元の雇用ができる"事業"にしていかないと」といきなりのパンチ!!

 

ごもっともと思ったこともありますが、井ノ口社長の経営哲学と人生論に感化され、モッツァレラは酪恵舎から仕入れることに決めました。実際、値段も手頃のうえ、味わいはこれまで食べてきたものより格段においしく、店ではカプレーゼにも使っていますが、評判は上々。十勝産ではないですが、隣接するご近所でもあるので、ぎりぎりセーフとしました。

 

本場イタリアでは水牛のチーズを使うことも多いようですが、残念ながら日本では高級品。店で出せるようになるのはいつのことか・・・。