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ピザは十勝のどんぶりだ!

「パピリカ」でお出ししているピザは、生地に使う小麦粉は十勝産100%。そして載せる具材も、十勝の恵みである豊かな農産物と広大な牧場で育成されたストレスフリーの畜肉です。すべての素材が十勝でまかなえるため、ピザは十勝の「どんぶり」であり、十勝人のソウルフードといえるでしょう。

「自然派」ワインとの出会い①

concept

イタリアワインじゃだめですか?

ワインの話を書かなくては、と思いながら、どうしても話が長くなるので、ちょっと躊躇してました。お客さんからは、「イタリアワインばかりなんですね?」と聞かれることが多く、「うちはピザ屋なので、当然、ワインはイタリアなんです」と答えていましたが、正直、本当は言いたいことはたくさんあるんです(^0^)。

 

なぜ、イタリアワインか、と聞く人の多くは、みなフランスワインが好きですね。本屋に並ぶワイン入門書のほとんどは、たいていフランスワインのことばかり書いてるし、ロマネコンティ信仰やいまだ続くボジョレーヌーボー騒ぎを見ても、ワイン=フランスと思っている人が多いのはよくわかります。

 

でも、歴史で言えば、グルジアの方が遙かに古いし(ワインの解説書には、ほとんどグルジアのことは書いてませんが、グルジアは8000年前からワインを作っていた発祥の地、らしい)、国別の生産量なら、昨年、イタリアはフランスを上回り世界一になりました。それに、アメリカや豪州などのニューワールド系も質の面ではいまや遜色ありません。にもかかわらず、日本の「フランスワイン至上主義」には根深いものがあります。

 

私もフランスワインが嫌いなわけじゃありません。30年ほど前、雑誌記者をしていた当時、フランス食品振興会のプレスツアーで、フランスの主だった生産地を3週間かけて回ったこともありました。それも日本代表のソムリエさんたちと一緒に。今なら考えられないことですが、ワインのことを何も知らない人間が、連日、有名な生産者主催の宴に招かれ、素敵なランチと豪華なディナーを食べ続け、うんざりするほどヴィンテージ・ワインを飲み続けたんですから。

 

ブルゴーニュの美しさとこの地の人々のワイン作りにかける情熱に感動はしたものの、その後、「ワイン好き」になることはありませんでした。その理由のひとつは、当時はまだワインは「超高級品」であり、ワインビジネスにかかわる人たちに特有の「エリート意識」が鼻に付いたから。そして彼らの推奨するワインと、われわれが普通に手に入れられるテーブルワインとの品質差があまりに大きかったことです。

 

せっかく本物のワインに接するチャンスに恵まれたものの、以後、しばらくは日本酒一辺倒でした。それがなぜ、またワインに戻ったのか。そのきっかけを作ってくれたのがイタリアワインでした。

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